日本の少子高齢化を何とかして食い止めたい 安全で安心して婚活できる場の提供 横浜婚活・結婚相談所センター代表 北川城三
元公務員。公務員時代は、主にインフラ整備を行う部署に所属。公的事業の民間活力 導入というスキームプランをつくるプロジェクトリーダーとして活躍。プロジェクトリーダーとして将来的な人口予測や財政規模の推計をとって活動している際、最も危機感を覚えたのが少子高齢化問題。少子高齢化に歯止めをかけるためには、独身者への出会いの場が早急に必要と考え、役所を退職。結婚相談所を開設する。現在は日本の内需の活性化のため、海外からの訪問者増加への活動を展開。Googleストリートビューや公衆無線LANのインバウンド事業も取り扱っている。
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急速に進む少子高齢化を何とかして歯止めをかけなければという使命感
このお仕事をされる上での信条を教えてください。
私は、元公務員です。公務員在職中は、削減できる経費はできる限り削減し、将来に不安を抱える若年層の税負担の軽減や社会福祉に充てたいという思いから、適正経理の推進や民間活力の導入について民間のシンクタンクや大学教授などと協力しながら積極的に研究を進め、様々な施策を打ち出してきました。
そんな中、私が最も危機感を感じたのが急速に進む少子高齢化。将来に不安を抱える独身者の1人でも多くの方が結婚し、子供を産み、目覚ましく進む少子高齢化の動きに何とか歯止めをかけなければならないとの強い使命感を持って担当業務を処理してきました。
独身者が結婚しない理由第1位は、男女とも「出会いがない。適当な相手がいない」。「将来が不安」など第2位以下の理由を圧倒的に引き離しています。
そんな統計を目の当たりにし、少子高齢化に歯止めをかけるためには、出会いの機会を創出することが重要だと痛感。公務員でその活動をするのに限界を感じ、公務員を退職し、結婚相談所を開業しました。
独立開業した今では、売り上げや収益のことは二の次。お客様第一主義で仕事に邁進しております。収益は必ず後からついてくると考えています。
安心して入会でき、信頼される結婚相談所をつくる活動
そのために、具体的にどのようなことをされているのですか?
結婚相手のいない独身者が、安全で安心に結婚できる出会いの場として結婚相談所を運営しています。
残念ながら、世の中に存在する結婚相談所の中には、会員様の結婚よりも経営第一主義の相談所が少なくないと感じています。高額な紹介料にもかかわらず、クーリングオフに対する説明を怠り、会費の返還を巡って紛糾するなど様々な問題が起きているのをよく目にします。
そんな状況では、本当に結婚したい独身者が結婚相談所に訪れません。
出会い系サイトでは、詐欺や美人局、ストーカーなど犯罪の温床となっているのも事実です。
誰もが安心して入会でき、信頼される結婚相談所をつくることが急務だと考えました。これが独立起業して結婚相談所を開所したきっかけです。
一つの結婚相談所だけでは、担当できる会員数には限りがあります。一人でも多くの結婚したい独身者の婚活のお手伝いをするためには、信頼される結婚相談所の数を増やす必要があると考え、結婚相談所を増やす活動もしています。
ただただ、独身者が安心して相談できる相談所をつくりたい。一人でも多くの方がしあわせになってほしいとの熱い想いで活動していましたし、今もその思いはかわりません。
活動を続けていると、同じ熱い思いの方が集まってきてくれました。現在では、行政書士4名のほか、元外交官、元資生堂社員、現役のパーソナルトレーナーの方など志を同じにする同士がたくさん集まり、私の支部として結婚相談所を開業してくれています。
今後ももっともっと、このような支部を増やしたいと思っています。
現在、結婚相談所のほかにインバウンド事業にも力を入れています。Googleストリートビューや公衆無線LAN販売代理店展開を行っています。
一見、結婚相談所とは無関係と思われがちですが、少子高齢化が進むと、日本国内の経済発展は衰退する一方です。
独身の方々が経済的な不安を感じず、安心して結婚を決めるためには、経済の活性化と収入の安定が必要不可欠です。日本経済を将来的に発展させるためには、日本国内の内需だけでなく、グローバルな展開や、外国人旅行客等の外需を呼び込む必要があります。
そのためには、日本の情報を世界に発信しなければいけません。私は、Googleこそが最適であると考えました。内需後退の下支えとなるべく、また公共インフラ整備の一助となるべく取り組みを始めました。
外国人の方が日本国内の店舗やオフィス、大学などの教育機関の中を海外にいながら、あたかもその場所にいるかのように見ることができることは、外国の方に日本製品や日本の学校の環境の良さをアピールできるばかりでなく、来日意欲を高め、ひいては日本経済の活性化にも繋がる重要な事業であると考えています。
心から慕っていただき、これからも良き相談相手となって欲しいとお願いされた時
「このお仕事を続けていて良かった」と思うのはどういった時でしょうか?
成婚が決まり、お相手と二人で報告に来てくださった時ですね。
特に男性の方に多いのですが、結婚相談所に入会されるときは、笑顔を作れない、話も出来ない、そんな方が大多数です。しかし、相談所で腹を割って話し合い、真剣に婚活を行うと、人間として、男として磨きをかけていき、成婚が決まり報告に来るときには、満面な笑みを浮かべ、しっかりと会話ができる魅力ある素敵な男性へと変貌を遂げていきます。婚活を通じて、1人の男性、女性の成長を見届けられることもこの仕事の魅力の一つです。
そして、何より、私たちを心から慕っていただき、これからも良き相談相手となって欲しいとお願いされた時は、本当に結婚相談所をやって良かったと心から思う瞬間です。
「仕事とは隣人に喜ばれるものでなければならない」と思っております。
これは公務員時代から変わらない信条です。
この信条を忘れず、これからも活動していこうと考えています。
ひとりでも多くのお相手のいない独身者を結婚に導くこと
今後の目標を教えてください。
今後の目標は、1人でも多くのお相手のいない独身者を結婚に導くことです。
国勢調査では、40歳代の女性が結婚する確率は1%という結果が発表されています。そんな調査を見て、「もう私に結婚は無理だ」とあきらめている独身者が多いと感じます。
私の結婚相談所は、登録者の約8割が成婚しています。一番多いのは40歳代の成婚です。なぜ、こんなに成婚率が高いのか。
私の結婚相談所では、まず意識を変えてもらうところから始めています。
自分にとってのしあわせとはなにか?結婚に対して同じ思い、同じ方向性を持っていると感じる人を探してもらうようにしています。
自分の結婚への理想のギャップに気づいてもらい、私は同じ方向性を持っている人とうまくマッチングさせる、これが圧倒的な成婚率をほこる理由です。
自分を好きでいてくれる人がいるというのはどんなものにもかえがたい、最高のしあわせだと考えます。
結婚って本当に素晴らしいですし、しあわせへの最短距離だと思います。
いくつになってもあきらめずに、ぜひ我々の門をたたいてほしい、そう願っています。
また、私の結婚相談所は、結婚が成立したらそれで終わりではありません。私は行政書士の資格も保有しており、家族に関するあらゆる相談も受ける事ができます。結婚後も長いお付き合いができる生涯のサポーターでありたいと思っています。
最後にこのページをご覧になっている方へのメッセージをお願いします。
私と一緒にこの少子化とか過疎化に取り組みたい、そういう方にぜひ日本のためにこの事業に参加していただきたいなと考えています。
一つの事業部門としてでもいいので取り組んでいただける仲間が一人でも多く増えてほしい、そう願っています。
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