紙のやり取りとりはもう、おさらば! 保育園の連絡帳もアプリでIT化
(参考ページ:ポピンズHP)
スマホが普及し、ラインやSNSなどで
簡単に意思疎通することに慣れると、
紙でのやり取りを手間に感じる人も多いでしょう。
デジタル化が進んできているとはいえ、
役所に提出する手書きの書類も億劫ですよね。
そして、
幼稚園や保育園、小学校などでの保護者とのやり取りも
まだまだ紙ベースで行われている所が多いのです!
例えば、
連絡帳に毎回、手書きでコメント…
配布資料にも必要な返事を書いて提出…
など。
家事に仕事に育児に忙しい親にとっては
うっかり提出を忘れた!
肝心な時に資料が見当たらない!
といったことがいつ起こるか、ヒヤヒヤものです。
そんな中、
保育サービス大手のポピンズは、
保育園と保護者のコミュニケーションを
既にウェブでのやり取りにしていましたが、
2019年2月から連絡帳機能を搭載した
アプリサービスを導入しました!
保育園と保護者のやりとりをIT化し
アプリ上で完結させてしまおうというこのアプリ。
保育園現場にどのような効果をもたらすのでしょうか。
ポピンズアプリでできること
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アプリで連絡帳機能
(参考ページ:ポピンズアプリダウンロードページ)
園での子ども活動の様子や健康状態、また家庭での様子についてアプリ上でやり取りができます。ウェブでは都度必要だったロインも、アプリでは不要。利便性がアップしました。
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お便りなど配布資料もアプリに一元化
「園のお便り」などの紙の配布資料もアプリで一元化し、園からの情報はすべてアプリで完結できるようです。
保護者は、書類の整理の呪縛から解放され、園も資料のコピーや配布し忘れなどの手間が省けますね。
(参考ページ:ポピンズアプリダウンロードページ)
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園での様子を写真で見える化
園での子どもの活動がわかる写真もアプリにアップ。アプリでタイムリーに子どもの様子が見れることで、親は子どや園とのコミュニケーションもより深くとることができそうです。
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QRコードで時間管理
登降園時、園の受付にかざすQRコードもアプリに搭載。
ICカードを携帯する必要はなくなり、園もデータ上で園児の保育時間を瞬時に管理できますね。
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ベビーシッター予約
(参考ページ:ポピンズアプリダウンロードページ)
ポピンズは全国でベビーシッターを派遣する「ナニーサービス」も展開中。これもアプリで予約可能になりました。
急な出張や会議の時にも、アプリから素早くシッターへお迎えを依頼できます。
1つのアプリから園とシッターの双方へスムーズに連絡ができるという、ポピンズならではの強みですね。
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アプリはこちらからダウンロードできます。
AppStore: https://goo.gl/rmUaKz
Google Play: https://bit.ly/2M0WtPA
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保育園現場のIT化がさらに広がる!?
このような保育園と親のコミュニケーションを結ぶアプリは
実はリクルートマーケティングパートナーズも2016年に「キッズリー」を
リリースし、2018年時点で約1000園の保育園が導入しているそうです。
導入している保育園の感想は…
・登降園自の電話対応が減り楽になった。
・保護者の掲示物の見忘れが減って、情報伝達が早くなった。
・保育中に子どもに皮膚の湿疹が出た時など、写真でその様子伝えられた。
・連絡帳の持ち帰り忘れや見忘れがなくなった。
・子どもにも親にも一人ひとりの対応に時間をとれるようになった。
(参考ページ:キッズリーHP)
また、保護者側の感想は…
・バスの中や、職場に就いてから始業する前の30分に園に提出しているので、かなりの時短になっている。
・以前は、時間がないときは連絡帳が白紙だったり、連絡帳を持っていくことを忘れたりすることも多かったものの、スマホだと基本的に忘れない。
・園にお迎えに行く道中で、先生のコメントを確認し、喘息持ちの我が子について『咳が出ています』というコメントを見て、帰りがけに小児科に寄れるよう事前予約できるようになった。
(参考ページ:ウェブメディア「ハピママ」)
など、双方にとってメリットが出ているようです。
その他、同様のアプリは「ハグノート」「キッズのーと」などもあります。
今回、保育サービス大手のポピンズが独自のアプリサービスを導入したことで、
さらに、保育の現場でのアプリ利用が広がるのではないでしょうか。
ゆめかなう編集局 ライター 増子かほる
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