日本でもAIアナウンサーが登場!
2018/11/29
NHKにAIアナウンサー登場!
NHKのニュース番組「ニュースチェック11」にAIアナウンサーを起用!
AIアナウンサーは女性で、名前は「ニュースのヨミ子さん」。ニュースのリポーターとして採用された、新人アナウンサー。
毎週水曜日に放送される「ヨミ子のニュース」に出演し、5分ほど情報を伝えます。
記者が執筆した原稿を実際のアナウンサーの声をもとにした音声で読み上げます。
<参考> NHKホームページより
ニュースを読むだけでなく、ARやスマートスピーカーにも対応
「ニュースのヨミ子さん」の仕事は主に3つで、
・テレビ出演
・AR
・スマートスピーカー
となっています。
ARでは、NHKのホームページ内にある「ヨミ子の部屋」にあるQRコードを読み取ると、スマホ内にヨミ子が出現します。
ARは拡張現実のことで、最近流行っているスマホ用ゲーム「ポケモンGO」がARですね。
スマホをかざして部屋内を探すとヨミ子が出現します。風景と一緒にヨミ子と写真を撮ることもできるようになっており、より身近に感じてもらい、ヨミ子に好感をもってもらえるよう施策が練られています。
Amazonのアレクサや、Googleアシスタントに「ヨミ子を呼んで!」「ヨミ子と話す!」と呼びかけるとヨミ子さんが登場し、聞きたいニュースのジャンルを選ぶと、最新のニュースを自動的にヨミ子さんが読み上げます。
中国のAIアナウンサーの精巧さは世界でも話題に
世界でもAIの動きは活発になっています。
中国では、AIアナウンサーが誕生し、その精巧さが世界を驚かせています。
<参考>CNETJAPANホームページ
中国・国営新華社通信が発表したAIアナウンサーは、
「365日24時間対応」
「読み間違えゼロ」
を売りにしています。
それだけでなく、中国のAIアナウンサーは人間そのもの!
実在するアナウンサーの映像、声、まばたきや眉毛の動きまでコピーしているのだとか!
知らずに映像を見たらAIアナウンサーとは気づかないかもしれません。
AIアナウンサーの発展で、緊急対応や職員の働き方改革にも期待
中国とは対照的に、日本で開発されるAIアナウンサーは、「ニュースのヨミ子さん」のようにキャラクター仕様となっています。
日本は完全にリアルにつくるより、キャラクターやアニメのほうが視聴者に受け入れやすい傾向にあり、キャラクターの設定を細かく決め、より親しみやすくしているのだとか。
NHKによると、AIアナウンサーは、将来的には災害時など急を要する場合にも対応できるようにしていき、スタッフの働き方改革の一環にも繋げていきたいとのことです。