ロンドンで話題のウェルネス&ライフスタイル統合型コミュニティプレイス「Cloud Twelve(クラウド トゥウェルブ)」
2019/03/07
ロンドンで話題のウェルネス&ライフスタイル統合型コミュニティプレイス「Cloud Twelve(クラウド トゥウェルブ)」
<ビル外観写真> 閑静な住宅街。青にゴールドの蝶の華やかなデザインが目印。
英国ロンドンにあるCloud Twelve(クラウドトゥウェルブ)は、日本滞在経験10年(当時は、都内の外資系金融系企業にお勤め)のジェンヤさんが、ご自身の人生やキャリアの中での経験を元に、ロンドンで創業したウェルネスとライフスタイルサービスを統合した新しいサービス提供カンパニー。
本社でもある3階建てのビル全体が「統合型コミュニティプレイス」となっており、子供から大人まで楽しく遊び、学び、日々の疲れをゆっくり癒せるリトリートができるような空間づくりも工夫されており、新しい街のシンボルになりそうな予感がする場所。立地も高級住宅街の中にあり、閑静。有名な映画「ノッティングヒルの恋人」のロケ地にも近く、可愛い雑貨やブティックなどの商店街が立ち並ぶおしゃれな街の外観。
大人向けには、(以下、後述するサービス信念をもとに)スパやラグジュアリはヘアサロン、栄養価の高い食事を提供するブラッセリーも併設され、ホリスティックウェルネスがトータルコーディネイトされている。アロマやタラソテラピーなどトリートメントの品揃えも豊富。肌もきれいにするだけでなく、アレルギーにも効果的だそう。また、ひとりひとりにあったトリートメント(施術)が提供できるよう、トータルコーディネイトに必要なメディカルカウンセリングも併設されている。
クラウドトゥウェルブは、トリートメント(施術)のみならず、階段やお部屋のインテリアもとてもおしゃれで、空間そのものを楽しむことができるのもサービスの特徴。友人と待ち合わせをブラッセリーでお茶しながらインテリアを眺めているだけでも十分楽しい。
<おしゃれなインテリア> 心が躍る楽しさ。クラウドトゥウェルブビル内の随所にある。
重要なバリアフリーの観点においても、子供用のトイレも便座の高さや大きさが座りやすく、気配りがされている。ファミリースペースのデザインは、楽しさがあふれ子供も大人も一緒に楽しめる造りになっている。家事や仕事で忙しいママがふらっと立ち寄れて、子供を気軽にあずけてトリートメントを受ける。その先には、コミュニティで子供を育てていきたいという教育を重視するオーナーの意気込みや、コンセプトもしっかりと根底に流れているようだ。
サービスの詳細はこちら: https://www.cloudtwelve.co.uk/wellness-clinic
<ファミリースペース> 手前のテントウムシ(中は、子供の遊び場)も、すべてオーナーのアイデア。夢のあるデザイン
サービスコンセプトは、「愛」の促進。―自己「愛」のみならず、身の回りの家族や宇宙にも広がる大きな「愛」
6つの信念において、クラウドトゥウェルブのサービスは提供されている。オーナーのジェンヤさんのカラーがよく出たコンセプトだと思う。
1.多くの楽しみを伴いつつ、感情的、精神的、そして身体的なバランスをとる。
2.私たちは経験を共有していき、コミュニティ創りをする。国境を越えた活動を。
3.内外の美しさ。真の美しさは、コアからくる。
4.学ぶ力。すべての年齢層に終わりなき充実した学びと経験を。
5.意識的な生活。サスティナブルな生活。
6.愛すること オーナーのジェンヤさんのインタビューの中でも、「サスティナブル」というキーワードが何度も出てきた。それは、自然環境、身の回りの家族関係、友人関係という環境、そして、自分自身の環境(心・体)を意識的に大事にしていくという、「愛」そのものがベースにあるサービス活動であることがよくわかる。
<明るい笑顔でお出迎えしてくださるスタッフの皆さん。下段右から2人目の女性がオーナーのジェンヤさん>
オーナーのジェンヤさんの起業のきっかけは、日々のハードワークな生活と、父の突然の病。リトリートだけでなく、ファミリーのきずな創りや子供の教育コミュニティとしても機能したい。
オーナーのジェンヤさんについてであるが、国籍はロシアで、日本にもビジネスおよび留学滞在経験あり、イギリスで起業。前職はいわゆるバリバリの金融系エリートビジネスパーソンである。前職の金融系企業にいた時には、とても日々の仕事が忙しく、もっと自分の生活の中で、リラックスする時間を創ったり、癒しを求めたり、豊かな時間やライフスタイルを過ごしたいという思いがあったようだ。その中で、ハーブの勉強やトリートメント(施術)の勉強の時間を創って学んでいたが、事業にしたいと思った一番のきっかけは、父親が病になったことが大きい。
身の回りの大事な人が病気になったことで、予防、改善方法などの学びと実践が加速し、このリトリートサービスを、皆さんに提供していきたい、ご自身の健康もそして、大事な人の健康も、守りたい。そして、ファミリーのきずなを大事にしたい。という想いが深くなっていったようだ。そのような流れで、起業を決意し、すべて自己資本で店舗ビルとサービスを立ち上げたというのだから、すごい。とかく、事業は起業家の実体験と想いが伴うほど、迫力がある。情熱やサー^ビス愛がともなうのであろう。
一方、女性らしい感性や発想も柔軟である。「ファミリースペースに行くと、色んなことがビジネスで起きていても、ハッピーな気分になる。」とオーナーのジェンヤさんは、嬉しそうに女性らしい母性的なほほえみを浮かべて話す。子供の教育には、非常に関心があり、今後の事業展開においても力をいれていきたいところである様子なのであるが、女性目線が十分に発揮できるよいビジネスになるのではないだろか。注目のサービスである。
最後に、読者の皆様へのメッセージ ―ジェンヤさんより
これから起業する皆さんや、起業家の皆さんに向けてのメッセージですが、自分のビジネスを創るのはとても大変なことです。色々な力も必要ですし、不確実な事柄に対して“怖い”と思う時もあります。そういう状況であるからこそ、競争(コンペティション)よりもサポートという、共に助け合っていくような形で皆さんと発展しいけたらいいなと思っています。
私自身、日本の滞在経験もあり、日本がとても好きで、このような場所を創りました。イギリスに滞在されて、もしも日本が恋しくなったときには、クラウドトゥウェルブにぜひ立ち寄っていただきたいと思います。日本にないハーブの品数や品揃えも豊富ですし、施術も素晴らしいです。ご旅行においても、こちらのリトリートを体験していただき、健康で美しくなって皆さんに喜んでいただけたらとても嬉しいです。
-(クラウドトゥウェルブのサイトはこちら) About Cloud Twelve-
Website: https://www.cloudtwelve.co.uk/about